西邨マユミさんは、マドンナのプライベートシェフとして知られるマクロバイオティックの研究家です。今回はマドンナのツアーに随行する合間を縫って短期帰国されたそう。新宿リマでトークショーが行われるとの情報を得、早速参加しました。
現在55歳という西邨マユミさん。はじけるような勢いのある、生き生きとした女性でした。夏らしい白いお着物と赤い縁のメガネで登場され、とってもキュート。写真は、西邨さんのレシピでつくったという黒豆玄米とワカメのスープ。同じものをあのマドンナも食べたのでしょうね。
参加者60名ほどのほとんどはリマのクッキングスクールの生徒さんだったのではないでしょうか。少々アウエイな風を感じつつ、トークを大変興味深く聞きました。
短い時間でしたが不勉強な私にも何となく理解できたのは、「マクロビとは栄養学ではなく、哲学に近い」ということ。食べ物を隠と陽に分けるなど、必ずしも科学的ではない部分もありますが、だからこそ栄養学という化学でカバーしきれない生命の本質のようなものにも触れることができるのではないか、ということです。
私は左脳型の人間で、ともすると「感覚」とか「感情」を軽視しがちなタイプです(だからこそ、80/10/10 のようなメソッドが肌に合うのかもしれませんが・・)。それでも、80/10/10 をただ盲目的に実践するのではなく、より日本人の体質や食文化に合ったフルータリアンメソッドを追求していきたいと考えています。マクロバイオティックは、その1つの手がかりになるかもしれないな、と感じた夜でした。
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