健康に対する意識の高い人が多いニューヨークエリアでは、グリーンマーケットの数が急激に増えているのだそうですが、こちらユニオンスクエアのグリーンマーケットは、私が住んでいた頃からある一番の老舗。ニューヨーク近郊の農家が、新鮮な野菜やフルーツをトラックに積んでやってきます。
「プランイート」に登場するホーソンバレー農場も、週に1、2回お店を出しています。
おもしろかったのは、10㎝ほどにまで育てたグリーンを、重さで販売しているおじさんのお店。アメリカのオーガニックストアに行くと、芝生のようにみえる草が売られているのをご覧になったことがないでしょうか?その生産者さんです。左端の看板には、1パウンド$18の文字。
またウイートグラス、10㎝ほどに育った麦の青葉をその場でジュースにしてくれます。日本でいえば大麦若葉の生ジュースといったところ。
左から2番目の看板には、シングル(小)$3、ダブル(中)$5、トリプル(大)$7・・とあります。おじさんがその場でジューシングしてくれます。私はシングルをいただいたのですが、甘みが強くでびっくり。もちろん青臭さはあるのですが、おいしいと感じました。
おじさんのTシャツには「Got Grass?」 (草飲んだ?)の文字(笑)。アメリカには"Got Milk?"という、牛乳の大キャンペーンがありますが、こちらをもじったものなのでしょう。おじさんのユーモアのセンスに脱帽!
購入したのはこちらです。ピーチやベリー、チェリーが旬だったようです。ピーチは日本の桃よりは小ぶりですが、香りも良く、思ったより甘みも強く、ピーチらしいすっきりした酸味のあるお味でした。
サワーチェリーはお菓子用なのでしょうか。そのまま食べるなら、日本でもおなじみの紫がかったアメリカンチェリーの方が甘みが強いのでおいしいのかもしれません。でも、サワーチェリーも水分が多くぷりっとしていて、それなりに楽しめる味。
上の方のパック入りは、日本では見たことのない珍しいベリーたち。酸味が強かったので、こちらもお料理用かもしれませんね。さっぱりとしたフレッシュな味に、植物のエネルギーを強く感じました。
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