低温蒸しと50度洗い

元早稲田大学教授の平山一政先生が考案した低温蒸しと50度洗い。毎日の食事にフル活用しています。

 

いちごやブルーベリー、ミニトマトなどは、買ってきたらすぐに50度で洗っておくと日持ちが良くなり便利です。通常より高温にさらすことで、細胞を守る働きのある「ヒートショックプロテイン」が合成されるからなのだそう。40度台半ばでは細菌が繁殖しやすいため、それより高めの50度が良いということなのですが、私は酵素を守るため50度よりやや低めに湯温を設定して洗うことにしています。

 

低温蒸しは野菜を蒸す際に。アスパラガスやブロッコリなど、多少火を通した方が断然おいしいお野菜や、意外と火の通りやすいさつま芋やかぼちゃにもおすすめです。専用の蒸しなべもありますが、私は単に蒸し器のふたを少しずらして、100度になってしまわないようにするだけ。火の入れ過ぎでぐったりしてしまった野菜は、どうも食べる気がしない私には「ちょっとかたいかな」くらいの、歯ごたえのる蒸し加減がちょうど良いのです。